日々の昼食 料理と造形 (森本)
『岩ビーノ』中のお昼ご飯はすべて家庭科室で自炊でした。
後半は子どもたちと一緒に調理で、活動の3分の1の時間はご飯だった日も・・・
一日目・・・大学生三人で「ひやむぎ」
二日目・・・雑穀ご飯、ズッキーニ炒め、トマト(スパイス黒ごまドレッシングとバジルソース)
この日使ったズッキーニは新幌内小の菜園で育てられているものです。
ちょっとワイルドだけどみんなお手伝いの手際がいいです。家でも色々やっているのかな?
トマトは小4二人組が一つずつ切ってくれました。切り方にも個性がにじみでています。
ズッキーニにはスパイス黒ごまドレッシングとバジルソースが選べるように味付けしていません。
味付けなしでもほくほくおいしい。新幌内小菜園、good jobです。
この食事の後描いた合作では「スパイス黒ごまソースVSバジルソースの乱」が。
そんな絵観たことないです!
三日目・・・五目チャーハン、焼きスパム、スクランブルエッグ、ズッキーニとわかめの酢の物、ズッキーニの柴漬け
子ども曰く「晩ごはんみたい」。こんなにちゃんと昼ご飯を作ったこと、私だって久しぶりです。岩ビーノは無気力な食生活を送る学生にも効果あり?
スクランブルエッグは小四男子Tくんが作ってくれました。ふわふわ半熟。甘さもちょうどよくてかなりおいしいのですが、本人は「お母さんの作るやつの方がおいしい。お母さんのは少しだけ塩もはいってるんだよなー」と唸っていました。
さらにこの日はこんなものも焼いちゃいました。粘土アトリエで使っている濡らした新聞紙で出来ています。
実験。じゅわーっ・・・ぱちぱち・・・
こんがり。
「こげくさい!」「焼き芋の匂いじゃない?」「お祭り屋台のご飯の匂い!」
四日目・・・そうめん、ホットケーキ、ズッキーニとわかめの酢の物
卵やホットケーキミックスがないのでみんなで買い出し中。
緊張の瞬間。・・・集中!
スクランブルエッグ対決をすると朝から大はりきりだったのですが、これだけ食べるとお腹いっぱい。
食べ物ははおいしくいただきましょう、と、対決は見送りにさせていただきました。
とくに子どもと一緒に料理をする計画はなかったのですがこんなことになりました。
あらためて、料理も魅力的な造形活動のうちの一つだと感じます。
ズッキーニの大きさ、ドレッシングの色やそうめんの彩り、ホットケーキの形、ものを焼く音や匂い・・・一つ一つに子どもたちも大学生も反応して、「もっとよくなるように、もっと楽しくなるように」食事を作っていました。
後半は子どもたちと一緒に調理で、活動の3分の1の時間はご飯だった日も・・・
一日目・・・大学生三人で「ひやむぎ」
二日目・・・雑穀ご飯、ズッキーニ炒め、トマト(スパイス黒ごまドレッシングとバジルソース)
この日使ったズッキーニは新幌内小の菜園で育てられているものです。
ちょっとワイルドだけどみんなお手伝いの手際がいいです。家でも色々やっているのかな?
トマトは小4二人組が一つずつ切ってくれました。切り方にも個性がにじみでています。
ズッキーニにはスパイス黒ごまドレッシングとバジルソースが選べるように味付けしていません。
味付けなしでもほくほくおいしい。新幌内小菜園、good jobです。
この食事の後描いた合作では「スパイス黒ごまソースVSバジルソースの乱」が。
そんな絵観たことないです!
三日目・・・五目チャーハン、焼きスパム、スクランブルエッグ、ズッキーニとわかめの酢の物、ズッキーニの柴漬け
子ども曰く「晩ごはんみたい」。こんなにちゃんと昼ご飯を作ったこと、私だって久しぶりです。岩ビーノは無気力な食生活を送る学生にも効果あり?
スクランブルエッグは小四男子Tくんが作ってくれました。ふわふわ半熟。甘さもちょうどよくてかなりおいしいのですが、本人は「お母さんの作るやつの方がおいしい。お母さんのは少しだけ塩もはいってるんだよなー」と唸っていました。
さらにこの日はこんなものも焼いちゃいました。粘土アトリエで使っている濡らした新聞紙で出来ています。
実験。じゅわーっ・・・ぱちぱち・・・
こんがり。
「こげくさい!」「焼き芋の匂いじゃない?」「お祭り屋台のご飯の匂い!」
四日目・・・そうめん、ホットケーキ、ズッキーニとわかめの酢の物
卵やホットケーキミックスがないのでみんなで買い出し中。
緊張の瞬間。・・・集中!
スクランブルエッグ対決をすると朝から大はりきりだったのですが、これだけ食べるとお腹いっぱい。
食べ物ははおいしくいただきましょう、と、対決は見送りにさせていただきました。
とくに子どもと一緒に料理をする計画はなかったのですがこんなことになりました。
あらためて、料理も魅力的な造形活動のうちの一つだと感じます。
ズッキーニの大きさ、ドレッシングの色やそうめんの彩り、ホットケーキの形、ものを焼く音や匂い・・・一つ一つに子どもたちも大学生も反応して、「もっとよくなるように、もっと楽しくなるように」食事を作っていました。
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by ganbi-no
| 2010-08-14 12:23
| レポート
割り箸ペン
家庭科室に塗り箸がなく、お昼ご飯を遊びにきた子どもたちと食べるようになってからは、割り箸がたくさん出るようになりました。
普段から私は割り箸でペンを作って小さな水玉を描くのに使ったり、絵の具を引っ掻いたりするのに使っているのですが、小4の男の子が一緒に割り箸を削って作ってくれました。
失敗したのも含めて12本くらい削ってくれました。
柄に色を塗って模様を描いています。
上から二つが小4Tくん、森本、太田さんです。
(森本)
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by ganbi-no
| 2010-08-14 02:43
| 作品紹介
岩ビーノ・五日目 これからも・・・ (森本)
三笠の北海盆おどりを前にして、お盆シーズン、子どもたちの夏休みも佳境・・・ということで、最終日はいつも来ている子たちはお墓参りやキャンプなどにそろって出かけていました。
佐藤先生と大学生三人はほとんど一日中、『岩ビーノ』で出来た作品を忙しく展示していました。なにしろみんな、予想以上にたくさん描いて作ってくれたり、佐藤先生もこれまで描きためてきた絵をたくさん持ってきてくれて、嬉しい忙しさでした。
お昼は佐藤先生からのプレゼント・三笠名産のメロンと、太田さんが買ってくれたスイカをたべました。メロンとスイカをダブルで食べたのは、はじめて!
さらに、佐藤先生の奥さんが三笠名物ココナツロールも差し入れしてくださいました。ふわふわのロールケーキの回り全面(断面にも)に炒ったココナッツフレークがまぶされていて、口に入れるとココナツの香りが・・・こりゃおいしい。
ごちそうさまでした。
午後は絵のアトリエに、小学1年生のNちゃんとお父さんが来てくれました。
Nちゃんのお父さんは自由研究でNちゃんと森を作ろうとしていたのですが、Nちゃんは絵の具や粘土で遊ぶ気満々。
Nちゃんが混色して作ったピンクに「その色、渋いねー」といったら「しぶい、ってなに?」ってきかれてしまいました。
高倉健とか八名信夫とか・・・っていいそうになったけど余計わかんないよね・・・。
とにかく絵の具を混ぜまくることや、筆洗や筆、ローラーを洗って綺麗にすることに熱中していて、たくさんお手伝いもしてくれたのですが、Mちゃんの工作(になるはずの山)はお父さんが全部作ってしまいました・・・。
何となく自由研究っぽさを意識して(笑)Nちゃんと合作しながら、混色の仕方や絵の具を豆粒くらいの大きさだけ出す練習をしました。ちなみにNちゃんだけじゃなくて結構みんな、力の加減がわからなかったり興奮していて、「ドバッ」とチューブから出してしまっていました。もしかすると「ドバッ」と出したかっただけかもしれませんが・・・
合作でこんなのできました。着ている素敵なサンドレスそっくりの、ふりふりワンピースの絵をいくつか描いていました。
実は私の絵は完成じゃなく途中です・・・でも、子どもたちにたくさん絵を描いてもらったり、たくさん遊んでもらったりしたおかげで、三つ子山のモチーフにも出会えたし。描く行為そのものの気持ちよさや、描いている人の気持ちよさがこちらに伝わってくることで、「その絵の前に立てて嬉しい、畏れおおい」と感じる気持ちをあらためてもつことができました。
9月1日の参観日まで『岩ビーノ』の作品を展示してくださるそうです。
9月1日が過ぎたら持ち帰って続きを描いて完成させて、展覧会やコンペに出品しようと思っています。
佐藤先生と大学生三人はほとんど一日中、『岩ビーノ』で出来た作品を忙しく展示していました。なにしろみんな、予想以上にたくさん描いて作ってくれたり、佐藤先生もこれまで描きためてきた絵をたくさん持ってきてくれて、嬉しい忙しさでした。
お昼は佐藤先生からのプレゼント・三笠名産のメロンと、太田さんが買ってくれたスイカをたべました。メロンとスイカをダブルで食べたのは、はじめて!
さらに、佐藤先生の奥さんが三笠名物ココナツロールも差し入れしてくださいました。ふわふわのロールケーキの回り全面(断面にも)に炒ったココナッツフレークがまぶされていて、口に入れるとココナツの香りが・・・こりゃおいしい。
ごちそうさまでした。
午後は絵のアトリエに、小学1年生のNちゃんとお父さんが来てくれました。
Nちゃんのお父さんは自由研究でNちゃんと森を作ろうとしていたのですが、Nちゃんは絵の具や粘土で遊ぶ気満々。
Nちゃんが混色して作ったピンクに「その色、渋いねー」といったら「しぶい、ってなに?」ってきかれてしまいました。
高倉健とか八名信夫とか・・・っていいそうになったけど余計わかんないよね・・・。
とにかく絵の具を混ぜまくることや、筆洗や筆、ローラーを洗って綺麗にすることに熱中していて、たくさんお手伝いもしてくれたのですが、Mちゃんの工作(になるはずの山)はお父さんが全部作ってしまいました・・・。
何となく自由研究っぽさを意識して(笑)Nちゃんと合作しながら、混色の仕方や絵の具を豆粒くらいの大きさだけ出す練習をしました。ちなみにNちゃんだけじゃなくて結構みんな、力の加減がわからなかったり興奮していて、「ドバッ」とチューブから出してしまっていました。もしかすると「ドバッ」と出したかっただけかもしれませんが・・・
合作でこんなのできました。着ている素敵なサンドレスそっくりの、ふりふりワンピースの絵をいくつか描いていました。
実は私の絵は完成じゃなく途中です・・・でも、子どもたちにたくさん絵を描いてもらったり、たくさん遊んでもらったりしたおかげで、三つ子山のモチーフにも出会えたし。描く行為そのものの気持ちよさや、描いている人の気持ちよさがこちらに伝わってくることで、「その絵の前に立てて嬉しい、畏れおおい」と感じる気持ちをあらためてもつことができました。
9月1日の参観日まで『岩ビーノ』の作品を展示してくださるそうです。
9月1日が過ぎたら持ち帰って続きを描いて完成させて、展覧会やコンペに出品しようと思っています。
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by ganbi-no
| 2010-08-14 00:55
| レポート
1日目と2日目のこと(田中)
北海道教育大学岩見沢校2年の田中沙織といいます。
布のアトリエを担当しています。
4日目にしてはじめての書き込みとなってしまいました。
どうぞよろしくお願いします。
8月9日から毎日新幌内小学校へ通い、制作をしているわけですが、
はじめはほんとうに未知の中へ飛び込むような感覚でした。
4日目を終えた自身の感想としては、「なるようになる」なぁ、と。
布(友人たちから譲ってもらった服たち)を切り、結び、大きな『網』を作ろうと考えていて、
こどもたちにやり方を伝え、手伝ってもらっているのですが、さすがはみんな、遊び心が半端じゃないです!
1日目の教室。
がらんとしてます、初日はほとんどひとり作業!
二日目、最初にきてくれた男の子3人。
「雪みたい!」といって布切れを宙に舞わせるみんな。すごくキレイでした。
一気に、昨日までの静かすぎる教室の雰囲気が変わります。キラキラ。破壊力抜群。
布の結び方を教え、覚えてできるようになった小2の彼は、どんどんあたらしいやり方を開発します。
たくさんのリボンをつくってくれ、プレゼントまでしてくれました。
小4の彼はペンダント、またまた小4の彼(先程とはちがうこ)はリメイクTシャツをプレゼントしてくれました、おしゃれ!!
その後3人は、森本さんや太田さんのアトリエへ走っていきました。その後ろ姿も、勢い変わらず
でした。
次にきてくれた女の子3人。5年、6年、中1の3人です。
さいしょは静かにもくもくと作業をしてました。
女の子は静かなんだなぁなんて思っていましたが、いつの間にかこんな状態です。
まだ形が残っている服を見つけては身につけ、身につけ。
シャツをマフラーや頭巾にしたり、スカートをマントにしたり。
最後には浴衣を着てました!!ちゃんと帯付き。(写真を撮り忘れてしまいました…)
やっぱり男の子も女の子も、楽しいことをみつけたときの目のキラキラは変わらないみたいです。
それを見られただけでわたしはかなりの大収穫でした!
布持ってきてよかったー。と、心底思いました。
どんどん楽しいことを発掘するみんなを目の前にして、驚かされっぱなしです。
すごく嬉しくなるのとともに、負けてられないなと思う自分もいました。
見習うべきはこどもたちの感性…なんて思ったりもしました。
すごく素敵な経験をさせていただいています。
3、4日目のことも、後日書きたいと思います。
布のアトリエを担当しています。
4日目にしてはじめての書き込みとなってしまいました。
どうぞよろしくお願いします。
8月9日から毎日新幌内小学校へ通い、制作をしているわけですが、
はじめはほんとうに未知の中へ飛び込むような感覚でした。
4日目を終えた自身の感想としては、「なるようになる」なぁ、と。
布(友人たちから譲ってもらった服たち)を切り、結び、大きな『網』を作ろうと考えていて、
こどもたちにやり方を伝え、手伝ってもらっているのですが、さすがはみんな、遊び心が半端じゃないです!
1日目の教室。
がらんとしてます、初日はほとんどひとり作業!
二日目、最初にきてくれた男の子3人。
「雪みたい!」といって布切れを宙に舞わせるみんな。すごくキレイでした。
一気に、昨日までの静かすぎる教室の雰囲気が変わります。キラキラ。破壊力抜群。
布の結び方を教え、覚えてできるようになった小2の彼は、どんどんあたらしいやり方を開発します。
たくさんのリボンをつくってくれ、プレゼントまでしてくれました。
小4の彼はペンダント、またまた小4の彼(先程とはちがうこ)はリメイクTシャツをプレゼントしてくれました、おしゃれ!!
その後3人は、森本さんや太田さんのアトリエへ走っていきました。その後ろ姿も、勢い変わらず
でした。
次にきてくれた女の子3人。5年、6年、中1の3人です。
さいしょは静かにもくもくと作業をしてました。
女の子は静かなんだなぁなんて思っていましたが、いつの間にかこんな状態です。
まだ形が残っている服を見つけては身につけ、身につけ。
シャツをマフラーや頭巾にしたり、スカートをマントにしたり。
最後には浴衣を着てました!!ちゃんと帯付き。(写真を撮り忘れてしまいました…)
やっぱり男の子も女の子も、楽しいことをみつけたときの目のキラキラは変わらないみたいです。
それを見られただけでわたしはかなりの大収穫でした!
布持ってきてよかったー。と、心底思いました。
どんどん楽しいことを発掘するみんなを目の前にして、驚かされっぱなしです。
すごく嬉しくなるのとともに、負けてられないなと思う自分もいました。
見習うべきはこどもたちの感性…なんて思ったりもしました。
すごく素敵な経験をさせていただいています。
3、4日目のことも、後日書きたいと思います。
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by ganbi-no
| 2010-08-13 01:47
岩ビーノ四日目 (森本)
今日は自分のデジカメにカードを入れ忘れて持って来てしまい、学校のカメラを借りたため写真はあんまりアップできません・・・よいショット、後日追加したいと思います。
滞在も四日目にはいり、子どもたちと大学生もお互いに、「慣れ」が生まれて来たようです。
今までそれなりにかぶっていた「ねこ」がお互い少しずつ脱げかけてきました。
絵のアトリエでは、色画用紙を職員室からもらってきて入荷しました。
四つ切りサイズ(380mm×540mm)と、それを色々な大きさや縦横の比率で切ったものを用意しました。
この日は黒い画用紙に挑戦。
四年生のHくんが「じゃあリンゴ描く。ブラックリンゴ」と、提案したので、二年生のLくんと私もリンゴを描き始めました。
Hくんに「どうやったらうまくみえるようにかけるの?」ときかれ、ちょっと困りました。少し考えさせてもらって「落ち着いて描いたらうまくみえるようにかけるよ」と答えました。
「まずどれくらいの大きさで描きたいの?」
「そのでっかいはけは水を良く切らないとベショベショで描きづらいよ」
「リンゴは丸いしょ?だからペンキを塗るみたいに塗るんじゃなくて丸く描いた方がリンゴっぽい感じになると思う」
「あ、いま絵の上で刷毛の水気拭いたでしょ!」
質問されたので少しスパルタしてしまいました。
画面一杯の、闇から現れたような感じの大きなリンゴが描き上がりました。
Lくんのリンゴはいつの間にかひまわりみたいな花になってました。
丸くて赤いものを描いて太陽を連想したのかな?それとも最初から縦で紙を使っていたから、本当は花を描きたかったのかも・・・
私がリンゴの横に星を描き始めたら、「おれも描く」と銀の絵の具で花の周りを飾っていました。
「お姉さん画家でしょ?画家でしょ?」と尋ねるHくんに、「画家だよ」と答えたらHくん、若干引き気味でした。
子どもたちの描いた絵も増えてきました。私の絵はどこに飾ろうかなー、と、検討中です。
この日は夜、閉校に向けた会議があり、佐藤先生が遅くまでのこられるとのことで、絵のアトリエと、布のアトリエは子どもたちを四時に帰したあと、夜八時まで稼働していました。
会議後、佐藤先生も絵を描き始めましたよ。
滞在も四日目にはいり、子どもたちと大学生もお互いに、「慣れ」が生まれて来たようです。
今までそれなりにかぶっていた「ねこ」がお互い少しずつ脱げかけてきました。
絵のアトリエでは、色画用紙を職員室からもらってきて入荷しました。
四つ切りサイズ(380mm×540mm)と、それを色々な大きさや縦横の比率で切ったものを用意しました。
この日は黒い画用紙に挑戦。
四年生のHくんが「じゃあリンゴ描く。ブラックリンゴ」と、提案したので、二年生のLくんと私もリンゴを描き始めました。
Hくんに「どうやったらうまくみえるようにかけるの?」ときかれ、ちょっと困りました。少し考えさせてもらって「落ち着いて描いたらうまくみえるようにかけるよ」と答えました。
「まずどれくらいの大きさで描きたいの?」
「そのでっかいはけは水を良く切らないとベショベショで描きづらいよ」
「リンゴは丸いしょ?だからペンキを塗るみたいに塗るんじゃなくて丸く描いた方がリンゴっぽい感じになると思う」
「あ、いま絵の上で刷毛の水気拭いたでしょ!」
質問されたので少しスパルタしてしまいました。
画面一杯の、闇から現れたような感じの大きなリンゴが描き上がりました。
Lくんのリンゴはいつの間にかひまわりみたいな花になってました。
丸くて赤いものを描いて太陽を連想したのかな?それとも最初から縦で紙を使っていたから、本当は花を描きたかったのかも・・・
私がリンゴの横に星を描き始めたら、「おれも描く」と銀の絵の具で花の周りを飾っていました。
「お姉さん画家でしょ?画家でしょ?」と尋ねるHくんに、「画家だよ」と答えたらHくん、若干引き気味でした。
子どもたちの描いた絵も増えてきました。私の絵はどこに飾ろうかなー、と、検討中です。
この日は夜、閉校に向けた会議があり、佐藤先生が遅くまでのこられるとのことで、絵のアトリエと、布のアトリエは子どもたちを四時に帰したあと、夜八時まで稼働していました。
会議後、佐藤先生も絵を描き始めましたよ。
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| 2010-08-13 00:21
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